「酒の升本」の源流 升本総本店公式ホームページ

沿革

【天明年間(1781~1789)】
・伊勢(現在の三重県度会郡)より江戸に出た松本幸次郎が四谷大番町にて酒商創業

【弘化4-5年(1847-1848)】
・その孫が舛本喜兵衛と称し、酒商を再興

【万延元年(1860)頃】
・市ヶ谷薬王寺前町から牛込揚場町・軽子坂に移転

【慶應2年(1866)】
・記録に残る最古の「暖簾分け」(九段「升本屋升吉」さん,現存)

【慶應年間(1865-1868)】
・「都下騒然・商業を営むべからず」「祖父の故国伊勢に赴き」「その業を京阪に転せんとするに在り然れども」「実地を見るの後(東京に)勝るのなきを認め依然此地に居す」
・「憐れなるかな幕臣は静岡に移住し藩の公邸は悉く荒廃し」「千坪の地価僅かに25両より30両に至る」「市街接近の地を購う」(※1)

【明治6年(1873)】
・「沽券図(地籍図)」から作成された図では、神楽坂・軽子坂一帯に升本喜兵衛の名が見られる。(※2)

【明治10年(1877)】
・「屋敷蔵」建造(1982年取り壊し)

【明治31年(1898)】
・中央貯蓄銀行(後に牛込中央銀行に改称)設立。大正12年(1923)に第百銀行に買収され解散。

【明治37年(1904)】
・「新撰東京名所図会(第41編)」の「牛込揚場町」の項に「酒問屋の升本喜兵衛」の記述あり。

初荷写真用

【昭和2年(1927)】
・升本本店(ほんだな)を中心として合資会社として設立。なお、登記簿によると、この時の本社所在地は升本本店(ほんだな)のある牛込・揚場町ではなく、その4年前に竣工したばかりの丸ノ内ビルヂング(丸ビル)だったそうです。

【昭和26年(1951)】
・株式会社化

【昭和57年(1982)】
・揚場町・外堀通り沿い民間再開発に伴い津久戸町に移転。

【平成24年(2012)】
・都道(放射第25号線)建設に協力し、現在地(筑土八幡町・御殿坂)に移転。

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