江戸の揚場河岸から平成に筑土八幡町・御殿坂へ。当社の本社社屋・倉庫の変遷を懐かしい写真と共に。
大正年間の初荷風景。この頃、揚場町の店は「升本本店(ほんだな)」と呼ばれており、「白鷹」は茅場町の升本にて取り扱っていたということです。
大正の初荷風景から半世紀後。まだ都電が走っている頃の外堀通りから見た社屋。左側の蔵は「屋敷蔵」といって明治10年に建造されたものです。
外堀通り沿いの民間再開発に伴い、「揚場町」から、「津久戸町」へと倉庫を移転。ちなみにお隣は東京厚生年金病院(現:JCHO)で、その敷地は初代升本喜兵衛が寄附したものと言われています。
平成24年夏、東京都の道路事業(放射第25号線)建設に協力し、現在地(筑土八幡町・御殿坂)に移転。社屋前面の「白鷹」「升本総本店」のロゴは旧社屋のものを取り外し・洗浄の上再利用致しました。古いものは大事に。